率直な感想
とてもおもしろかったです。僕はRPGでも戦闘を楽しみたいタイプなのですが、テイルズオブアライズ(以下、TOA)は体験版から戦闘が楽しかったのがきっかけで購入しました。
特に中盤までのストーリーに引き込まれ、ここ数年で1番ガッツリプレイしたのではないかと思います。
僕の中では後半よりも中盤までのほうが点数が高いです。
サブクエストをこなしながらかつ、キャラクターボイスが入っているところはスキップなし+難易度ハードでプレイをして70時間でクリアしました。全要素コンプリートはしていません。(約1週間で70時間を捻出したので仕事以上ですね)
色々スキップすればプレイ時間についてはもっと短くできます。
結果的に70時間かかりましたが、自分のプレイ時間に対して約9000円という値段で考えると満足度が高いです。
戦闘の難しさにしてもクエストのめんどくささにしてもほどほどで良かったなという印象です。
ファストトラベルのポイントが多くて移動も手間ではないし、クエストもめんどくさくて手が付けられないというものはありませんでした。
ストーリー
同じ本を子供の時に読むのと、大人になってから読むのでは感じることが違ったという経験はありませんか?
TOAは大人になってからプレイするほうが色々考えるところが多い作品ではないかと思います。
キャラクター の言っていることを仕事に置き換えたり、最近の世の中に置き換えたりして考えることもでき、共感するシーンもあります。
このあたりの出来事がゲーム中盤までにあり、特にストーリーに引き込まれた理由です。
あとはサブキャラが良いです。特に好きなのはこういう上司がいたらいいよねってタイプのサブキャラです。
サブキャラが大人でもハッとするような示唆に富んだ台詞を言ってくれるのではないかということを期待してプレイしていたといっても過言ではありません。
戦闘
基本はボタンを押すゲームで敵からのダメージも大きいです。(ダメージが大きいのはハードだからかもしれません)
ですが、タイミングよく回避できれば攻撃を継続できます。
また、技にはゲージみたいなものを使うため連続で出すにも限界がありますが、ブーストアタックという仕組みを使えばゲージが一定値回復するのでうまく使えば技を連続で出し続けることもできます。
このようにストレスが少なく、プレイヤースキルで差が出るようになっている点が良いです。
PS5のコントローラーの影響なのかもしれませんが、敵を殴っている時の殴ってる感もいいですね。(コントローラーの振動、音、ヒットストップの感じ)
敵が複数出てくる戦闘ももちろんありますが、モンハンでいうところのリオレウスと戦っている時に横からイノシシが突っ込んでくるみたいなことはあまりなかったように思います。
これは考慮されて作られているように感じました。

とどめ演出がありまして、キャラの組み合わせごとに演出が違うのですが、これもかっこよくよかったです。↓のキャプチャは荒いですが、ゲーム内ではきれいです。


イマイチなところをあげるなら
後半になると様々な伏線を回収していくわけですが、ボイスシーンが固まっていて戦闘したい民族の僕としては少し辛かったです。
ほかにゲーム開始時にいきなり歌が流れるのですが、曲を聴きたいわけじゃないので問答無用で聴こえるのも不満でした。(ボタン連打で最速スキップ)
歌っている人は悪くないです。
買いなの?
個人的には買いだと思うんですよ。僕は戦闘を期待して買ったのでストーリーに興味が持てて2倍お得みたいな感じでした。
戦闘が面白ければいいという人はまずは体験版をプレイしてみてください。
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